小沢昭一さん告別式に参列

小沢昭一さんには、拙著「寄席芸・大道芸」の監修をして戴いた。

また、三重県鈴鹿から始まった、古典万歳を集める「万歳サミット」での基調講演で、同じ舞台に立たせて戴いたりもした。

今日は朝から、編集者のH氏と代々木駅で待合わせ、信濃町の千日谷会場へ行く。

受付で、香奠を出そうとしたら、「故人の遺志で、頂戴しておりませんので…」ということで、記帳だけして、参列。

斎場内には、在りし日の小沢さんの歌う、懐メロ歌謡曲が流されていた。

正面には、丸に違い鷹の羽の紋が入った一文字幕が吊され、その下奥には、壁一面の生花。
中央に、白木作りの社に飾られた遺影。
前に、法檀。

時間になると、御坊さん三人登場。
黄檗宗のお葬式は、初めての経験。
我が家は同じ禅宗でも、曹洞宗
節回しの違いに、少し興味が湧いた。

弔辞は、友人の加藤武さんと、放送大学加藤秀俊さん。
H氏、小生の耳元で、「さすがに上手いね」と、ささやく。

読経の中、お焼香がはじまる…。
お別れだ…。

焼香を済ませて、外に出ると、涙雨…。
長い焼香の列が出来ていた。

出棺まで、まだまだ掛かりそうなので、H氏と二人で、斎場をおいとまする。

代々木駅近くで、昔話をしながら、昼食を摂る。
渋谷で別れて、各々帰宅。

明日は晴れらしい。
大道芸に出掛けよう!